食物アレルギー(アレルゲン)検査

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食物アレルギー(アレルゲン)検査

アレルギーを引き起こす特定原材料7品目及びそれに準ずる19品目について、含有有無を検査いたします。国内向け米粉および米粉製品のノングルテン表示確認にも対応しています。

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対象検査サービス:
  ①肉種DNA判別検査 豚由来DNA検査
  ②食物アレルギー(アレルゲン)検査 海外品目
  ③グルテンフリー確認検査
  ④アニマルフリー食品検査
  ⑤食品ヒスタミン検査

適用期間:2021年11月30日弊社到着分まで

各検査サービスの詳細については、上記サービス名称部分をクリックしご確認ください。

食物アレルギーを引き起こす特定原材料について、その含有の有無を確認

国内向け米粉および米粉製品のノングルテン表示適正を確認

  • 検査可能形態:食品

消費者庁次長通知に準じた方法により、信頼性の高い結果をご報告いたします。

消費者庁次長通知「食品表示基準について」平成27年03月30日 消食表第139号 別添「アレルゲンを含む食品の検査方法」

表示義務品目(特定原材料)

表示義務品目(特定原材料)

表示推奨品目(特定原材料に準ずるもの)

表示推奨品目(特定原材料に準ずるもの)

検査の特徴

ピーナッツ平成14年4月から食品衛生法関連法令により、アレルギー物質のうち特定原材料5品目[卵、乳、小麦、そば、落花生(ピーナッツ)]を含む食品について、その表示が義務付けられました。
また、平成20年6月からは「えび・かに」が追加され、表示義務は計7品目となりました。これは、表示を通じて消費者へ情報提供をすることで、アレルギーによる健康危害を未然に防ぐことを目的としています。

したがって、ごく微量であっても特定原材料を含有している、あるいは混入している場合は、その事実を明示する事が求められます。本検査は最終製品検査のみならず、原材料の管理や製造ラインの洗浄工程の確認にもご利用いただけます。
アレルギー物質を含む食品の表示には、「義務(特定原材料7品目)」のものと「推奨(特定原材料に準ずるもの21品目)」の2つがあります。表示義務の7品目については、製造工程でのコンタミネーションであっても数μg/g以上の含有があった場合には表示が必要となります。現在までに検査法が確立している品目は、甲殻類(えび、かに)、卵、乳、小麦、そば、落花生(ピーナッツ)、アーモンド、あわび、いか、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんごの合計25項目となります。当社では、洗浄工程の確認などに個別検査を、製品の最終確認として25項目表示確認検査をお勧めしております。

表示義務 えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)
表示推奨 アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

米粉製品の普及のための表示に関するガイドラインについて

平成29年3月29日、農林水産省より『米粉の用途別基準』および『米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン』が策定されました。

これによると、米粉の「ノングルテン(Non-Gluten)」表記にあたっては、「食品表示基準について」(平成27年03月30日消食表第139号消費者庁次長通知)の別添「アレルゲンを含む食品の検査方法」に定める特定原材料等の定量検査法を準用することとなっています。
本サービスの小麦(ELISA法)は、このガイドラインに対応した検査です。

海外市場向け製品のグルテンフリー確認につきましては、グルテンフリー確認検査をご覧ください。

PCR法におけるDNA抽出方法について

PCR法の検査では、①試料採取、②DNA抽出、③PCR、④電気泳動、の4ステップが必要ですが、②のDNA抽出をどのようにするかは非常に重要な問題です。なぜなら、試料の種類によって最適な抽出方法が異なるためです。
また、平成27年03月30日 消食表第139号 別添「アレルゲンを含む食品の検査方法」においても、複数のDNA抽出精製法(CTAB法、シリカゲル膜抽出法、イオン交換樹脂抽出法)の記載があり、各検査対象試料に適した手法にて行うこととなっております。
そこで当社では上記通知法に準じた3つのDNA抽出方法及び当社オリジナルのDNA抽出精製法の計4つのコースを試料の種類や検査の目的に応じてご案内、ご提案しております。

DNA抽出方法 消費者庁通知法対応 DNA精製力 適用可能な試料の種類 その他の特徴 利用例
CTAB抽出 農作物、低加工度食品
(穀物粉、パン、焼き菓子など)
低価格・短納期 製品表示用の証拠資料
シリカゲル膜抽出 農作物、低加工度食品
(穀物粉、パン、焼き菓子など)
中間価格・長納期
イオン交換樹脂抽出 上記+高加工度食品、難PCR試料
(香辛料、カレー、チョコレート、ジャム、発酵食品など)
高価格・長納期
VB高精製抽出 上記+高加工度食品、難PCR試料 (香辛料、カレー、チョコレート、ジャム、発酵食品など) 低価格・短納期 商品開発時の参考資料
製造ラインの品質管理
(製品表示用の証拠資料)

適用可能な試料の種類は、これらが「検知不能」にならないことを保証するものではありません。

事例紹介

CASE1 ELISA法検査

  • 例1:アーモンドを原料として含むチョコレート製品を製造した後、同一製造ラインで違う製品を製造している。このチョコレート製品にアーモンドのコンタミネーションがないかどうか心配だ。(菓子製造業)
    検査結果:「ELISA法 1キット アーモンド」で検査を行い「不検出」
    →チョコレート製品にアーモンドのコンタミネーションがないことが確認された。
  • 例2:『米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン』にそってノングルテン表記を行いたい。製造販売している米麺製品の小麦含有量が1ppm以下であるかどうか確認したい。(製麺業)
    検査結果:「ELISA法 2キット 小麦」で検査を行い、両キットとも「不検出」
    →米麺製品の小麦含有量が1ppm未満であることを確認できた。
  • 例3:同一製造ラインで複数種類の飲料を製造している。ライン洗浄水を検査することで、アレルゲンが残存していないか確認したい。(清涼飲料水製造業)
    検査結果:「ELISA法 2キット 大豆」で検査を行い、両キットとも「不検出」
    →効果的にラインが洗浄できていることを確認できた。

CASE2 PCR法検査

  • 例1:自社で製造しているレトルト食品について、PCR法検査を行っているが、製品にPCRを阻害する香辛料が含まれるため、「検知不能※1」になってしまう。検査不能ではアレルゲンが含まれるのかどうか判断に困るため、どうにかしたい。(調味料製造業)
    検査結果:「VB高精製抽出」で検査を行い「不検出」
    →オリジナルのDNA抽出精製法を利用することで残存アレルゲンについて評価できた。
  • 例2:製品の海苔を甲殻類のELISA法で検査したところ、わずかながら偽陽性と思われる検査結果が得られた。製品表示用の証拠資料として使用したいので、消費者長次長通知に準じたDNA抽出法で検査を行いたい。(加工食品製造業)
    検査結果:「CTAB抽出法」で検査を行い、えび、かに共に「不検出※1
    →ELISA法での結果は「偽陽性」であることが確認できた。
  • 例3:オレンジによるコンタミネーションが疑われるチョコレートがあり、確認検査を行いたい。心配な点はチョコレートが難PCR試料に分類されること。正しく判断できる可能性が高く、なおかつ消費者長次長通知に準拠した検査方法を用いたい。(菓子製造業)
    検査結果:「イオン交換樹脂抽出」で検査を行い「不検出」
    →検知不能を回避し、オレンジの有無についての客観的な資料を得ることができた。

CASE3 アレルゲン添加回収試験

  • 例1:植物由来の有効成分を中心にした化粧水を開発した。この製品には小麦由来成分を使用していないため、その裏付け確認を行いたい(化粧品製造業)。
    検査結果:「VBプレミアムコース ELISA法 2キット 小麦」で検査を行い、両キットと も「不検出」。
    添加回収試験においても、回収率 95%、回収率の評価 良好と確認。
    →化粧水には小麦が使用されていないと科学的にも確認することができた。
  • 例2:トリートメントに乳成分を使用しているため、タンパク質量を測定したい。
    検査結果:「VBプレミアムコース ELISA法 1キット 乳」で検査を行った結果、1 ppm検出。
    添加回収試験においては、回収率60%、回収率の評価 可と確認されたため、実際のタンパク質含有量は1.7 ppm。
    →添加回収試験を行うことで、阻害物質の影響を考慮したより正確な値を知ることができた。

※1検査結果の見方については、よくある質問集Q&A06をご参照ください。なお、ここで紹介したものは一例であり、同様の試料が「検知不能」にならないことを保証するものではありません。

検査方法について

ELISA法

定量検査/ELISA法甲殻類(えび、かに)、卵、乳、小麦、そば、落花生(ピーナッツ)、アーモンド、くるみ、ごま、大豆について、それぞれに特徴的なタンパク質を抗原 - 抗体反応により検出する方法です。
いくつかの偽陽性が報告されているために、確認検査が必要となります。

定量範囲は、2.5〜20μg/g(アーモンド、総重量濃度として)、1〜40μg/g(くるみ、総重量濃度として)、1〜20μg/g(左記以外、検出対象総タンパク質濃度として)となります。
測定キット

■牛乳・小麦・そば・卵・落花生(ピーナッツ)

  • モリナガ:FASPEKエライザⅡ
    卵キットは、卵白アルブミン測定用キットを使用します。
    乳キットは、カゼイン測定用キットを使用します。
    β-ラクトグロブリンでの測定を希望される場合は、お問い合わせください。
  • 日本ハム:FASTKIT エライザ Ver.Ⅲシリーズ

■甲殻類(えび、かに)

  • FAテストEIA-甲殻類Ⅱ「ニッスイ」
  • 甲殻類キットⅡ「マルハニチロ」

■アーモンド

  • R-biopharm:RIDASCREEN FAST Mandel/Almond

■カシューナッツ

  • BioFront Technologies:MonoTrace Cashew ELISA

■くるみ

  • BioFront Technologies:MonoTrace Walnut ELISA

■ごま

  • モリナガ:Sesame ELISA Kit Ⅱ

■大豆

  • モリナガ:FASPEKエライザⅡシリーズ
  • 日本ハム:FASTKIT エライザver.Ⅲシリーズ

偽陽性・偽陰性について

以下の品目については、お問い合わせください。

■キウイフルーツ
■魚類
■ココナッツ
■ピスタチオ
■ブラジルナッツ
■ヘーゼルナッツ
■ペカンナッツ
■マカダミアナッツ
■松の実
■ルピン

ウエスタンブロット法

卵、乳について、それぞれに特徴的なタンパク質を、抗原ー抗体反応と分子量の違いにより検出する方法です。ELISA法よりも検出特異性が高いため、二次検査や偽陽性が疑われる製品の検査としてご利用いただけます。

測定キット

■卵・乳

  • モリナガ:FASPEK特定原材料ウエスタンブロットキットシリーズ

PCR法

二次検査/PCR法(通知法)えび、かに、小麦、そば、落花生(ピーナッツ)、アーモンド、あわび、いか、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんごについて、それぞれに特徴的な遺伝子を検出する方法です。

測定キット

■小麦、そば、落花生(ピーナッツ)、あわび、いか、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、やまいも

  • アレルゲンチェッカー(オリエンタル酵母工業)

■えび、かに、キウイフルーツ、もも、りんご

  • えび検出用プライマー(ファスマック)
  • かに検出用プライマー(ファスマック)
  • キウイ検出用プライマー(ファスマック)
  • もも検出用プライマー(ファスマック)
  • りんご検出用プライマー(ファスマック)

■アーモンド、オレンジ、カシューナッツ、ごま、まつたけ

  • 自社オリジナルプライマー

添加回収試験

卵、乳、小麦、大豆については、ELISA法とあわせて添加回収試験を行うことが可能です。添加回収試験では、対象品目の標準品(アレルゲン)を試料に添加し、計算どおりの数値が測定できるのかを確認します。抗原-抗体反応を阻害するような物質が含まれている化粧品や食品において、より正確なタンパク質量を測定することが可能となります。

自社での検査体制構築には・・・

食物アレルギー簡易検査キット
お手元で食物アレルギーを簡易的に検査出来るイムノクロマトキットです。株式会社 森永生科学研究所製、日本ハム株式会社 中央研究所製のキットを販売しています。

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アレルギーを引き起こす特定原材料7品目及びそれに準ずる19品目について、含有有無を検査いたします。国内向け米粉および米粉製品のノングルテン表示確認にも対応しています。