よくある質問
各種検査ごとのよくある質問をまとめています。
知りたい検査だけ絞り込むことができます。
ご依頼の前に、検査業務規約をご確認ください。
米品種判別検査(DNA鑑定)
- 定性検査と定量検査の違いを教えてください。
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いずれも表示以外の品種によるコンタミネーションを確認する検査ですが、下記のような違いがあります。
・定性検査…異品種の検出/不検出を確認する。(あるかないか)
・定量検査…表示品種と異品種の割合(%)を確認する。(どのくらい入っているか)表示通りかどうか、異品種の混入がないかどうかを確認する場合には、「定性検査」をご利用いただくのが一般的です。しかし、あらかじめ異品種の混入が疑われるようなケースでは、定量検査の方が効率よく検査を進められることがあります。
なお、定量検査では、指定品種以外はすべて「その他の品種」としてご報告いたします。その他の品種を特定するには、別途「品種特定検査」が必要です。
- 試料が「ブレンド米」の場合はどの検査を選んだらよいでしょうか?
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定量検査にて、ご依頼の際に、複数の品種をご指定ください。料金は、単価×ご指定いただいた品種数となります。
例)コシヒカリとあきたこまちのブレンド米について、定量検査(25粒)を行う場合
料金 定量検査(25粒)25,000円×2品種=50,000円
ご報告内容 25粒中における、コシヒカリ、あきたこまち、その他の品種の割合
- 銘柄不明の精米について、品種を調べることはできますか?
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品種特定検査では、米なら1粒、葉なら1枚といったように、1個体ずつ何の品種かを確認します。そのため、精米での品種特定検査は、限られた粒数内での判定となることを、あらかじめご理解ください。ある程度品種の絞り込みが可能な精米では、定性検査や定量検査の方が適している場合がございます。
- 鑑定可能品種に掲載のない品種は、検査できないのでしょうか。
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検査試料と合わせて標準品(原種相当品)をご準備いただければ、両者を比較対照することで表示の妥当性を確認することが可能です。この場合、下記のようなステップで検査を進めます。
1)標準品(原種相当品)を解析し、当社の品種判別検査で識別可能な品種であるかどうかを確認します。
2)1)で得られたデータをもとに、検査試料の品種判別検査を行います。1)の結果、複数系統のDNAパターンがある品種であった場合などは、そのデータを用いて2)以降の検査を実施することはできませんので、ご了承ください。
- どのような検査を行うのですか?
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当社では、独自に開発したSSRマーカー(マイクロサテライトマーカー)を用いて検査を行っています。特定のDNA領域をPCR法で増やし、その長さを比較することで、品種の判別を行います。なお、定性検査では、50g(約2000粒)を一括粉砕、定量検査では無作為に抽出した粒(粒数は3種類から選択可)を検体として検査を行います。
小麦・大麦・大豆品種判別検査(DNA鑑定)
- 鑑定可能品種にない品種については、検査ができないのですか?
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検査試料と合わせて標準品(原種相当品)をご準備いただける場合、両者を比較対照することで表示の妥当性を確認することは可能です。その場合、下記のようなステップで鑑定を進めます。
標準品(原種相当品)を解析し、他の品種と相互識別ができるかを確認します。
1)で得られたデータをもとに、検査試料の品種判別を行います。
※解析データは、ご希望に応じて弊社で保管いたします(保管期間1年)。期間内は保管したデータをもとにした品種判別のお受付が可能です。本検査では、標準品(原種相当品)の確かさを証明するものではございません。また、標準品解析の結果、その後の品種判別ができない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
- 何故、鑑定可能品種を増やすことに力を入れているのですか。希少な品種の鑑定は、必要ないと思うのですが…
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品種鑑定の判定基準は、(1)対象品種の原種DNAデータと同一かどうか(同一性)、(2)対象品種以外の品種DNAデータと区別できるかどうか(排他性)を同時に満たすこととしています。ある試料について上記の2点を確認する際、数品種を対象とするよりも数百品種を対象とする方が、より高度な鑑定技術が必要となり、そこから導き出された鑑定結果も非常に高精度なものとなります。
つまり、品種鑑定の検査精度はDNAデータベースの大きさによって決まるため、作付面積の多い主要品種だけでなく、新旧・地域性を問わず希少品種も重要な構成要素となるわけです。
これまで他社に類のない大きさの品種DNAデータベース構築に取り組んでまいりましたが、今後も更なる検査精度の向上とお客様のニーズにお応えするため、鑑定可能品種数の拡大に努めてまいります。
- 検査結果に電気泳動写真の添付をお願いしたいのですが…
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他のお客様の検体と同時に解析しているため、通常は電気泳動写真の添付を行っていません。
- 圃場に形質の異なる株があった。突然変異なのか他品種の混入なのか知りたい。
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対象の株から葉を2~3枚ご準備いただければ、下記の検査で品種をお調べすることは可能です。
- 定性検査…ご指定いただいた品種かどうかを検査
- 品種特定検査…鑑定可能品種の中から、どの品種かを検査
ただし、弊社では、突然変異かどうかの判定は行っておりません。品種特定検査でいずれの品種とも一致しなかった場合は、「比較対象品種外」とご報告いたしますが、その原因については言及いたしかねます。
- どのような検査手法を用いていますか?
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独自に開発したSSRマーカー(マイクロサテライトマーカー)を用いて検査を行っています。品種ごとに異なる配列の長さを、PCRと電気泳動を用いて検出しています。
肉種DNA判別検査
- 検体量が足りないのですが、分析はできないでしょうか?
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検査可能な場合がございますので、まずはご相談ください。
- 検査結果報告書に電気泳動画像は添付されていますか?
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検査結果報告書に電気泳動画像の添付はございません。もし必要な場合は、必ず検査のお受付前にご相談ください。受付後のご相談は、一切お受けいたしかねます。
- 異物として混入していた骨の分析をお願いしたいのですが・・・。
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骨や血液などの異物の分析の場合、異物検体の料金体系、検査日数でご案内が可能です。ただし、肉種DNA判別検査では、対象とする畜種以外の動物に由来する場合は結果が得られません。生物由来異物の同定検査には、全生物種を対象にしたDNA同定検査もございますので、発生状況や目的に合せてご検討ください。
- 加工品でも検査可能ですか?
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可能です。ただし、加熱や加圧が原因で、検査不能になる場合もございます。
魚介類DNA判別検査
- 魚介類DNA判別検査と動物DNA同定検査の違いはなんですか?
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対象とするデータベースの内容が異なります。
動物DNA同定検査では、4万6000種が登録されているデータベースを使用していますが、魚介類DNA判別検査では、消費者庁の「魚介類の名称のガイドライン」に記載のある種を中心にリストアップした、検査可能魚介類リストの中での判別となります。魚介類DNA判別検査でご依頼いただき、検査可能魚介類リストの中にない種だった場合は、同定不能となります。リストにない種の可能性がある場合は、動物DNA同定検査をご利用ください。
- 国産か外国産か知りたいのですが…
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種の同定結果によっては、外国でしか漁獲されない魚介類と同定される場合などがございます。検査結果としては種名の報告のみとなりますので、ご注意ください。
- 加工品でも検査可能ですか?
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複数の魚介類が混合しているものは検査不可となりますのでご注意ください。単一種であれば検査可能となる場合がございます。
- どんな種類の魚介類が検査可能ですか?
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検査可能魚介類リストをご覧になり、目的の魚介類(表示魚介類や調べたい魚介類など)があることを確認してください。リストにない魚介類であった場合、最も近縁な種名の報告、あるいは同定不能となることがございます。
- 試料が劣化していますが検査可能ですか?
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検査には1cm以上の筋組織が必要で、加熱・加圧・発酵などの原因で検査不可となる場合もございます。検査結果が得られる可能性が低いことをご了承のうえ、ご依頼ください。
動物DNA同定検査
- 試料はどのようにお送りすればよいですか?
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輸送途中に試料が腐敗、発酵しないよう、基本的には冷凍便でお送りください。
腐敗、発酵が進んだ試料はDNAが劣化している可能性があり、検査不能となるリスクがございます。
- 安全性について知りたい
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種の同定結果によっては、安全性が明らかな種と同定される場合などがございます。当社では、安全性の評価についてはおこなっておらず、検査結果としては種名の報告のみとなりますので、あらかじめご了承ください。
- 国内由来か外国由来か知りたいのですが…
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種の同定結果によっては、外国でしか生息しない種と同定される場合などがございます。検査結果としては種名の報告のみとなりますので、あらかじめご了承ください。
- 加工品でも検査可能ですか?
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複数の生物種が混合しているものは検査不可となりますのでご注意ください。単一種であれば検査可能となる場合がございます。
- どんな種類の動物が検査可能ですか?
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基準となる生物DNAデータベースには、現在、およそ31万種が登録されており、その中には動物4万6000種が含まれています。したがって、主要な動物であれば、登録されたDNAと比較することにより同定することが可能です。また、登録がない場合であっても、科・目レベルでの同定が可能です。
植物DNA同定検査
- 試料はどのようにお送りすればよいですか?
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輸送途中に試料が腐敗、発酵しないよう、基本的には冷凍便でお送りください。
腐敗、発酵が進んだ試料はDNAが劣化している可能性があり、検査不能となるリスクがございます。
- 安全性について知りたい
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種の同定結果によっては、安全性が明らかな種と同定される場合などがございます。当社では、安全性の評価についてはおこなっておらず、検査結果としては種名の報告のみとなりますので、あらかじめご了承ください。
- 国内由来か外国由来か知りたいのですが…
-
種の同定結果によっては、外国でしか生息しない種と同定される場合などがございます。検査結果としては種名の報告のみとなりますので、あらかじめご了承ください。
- 加工品でも検査可能ですか?
-
複数の生物種が混合しているものは検査不可となりますのでご注意ください。単一種であれば検査可能となる場合がございます。
- どんな種類の植物が検査可能ですか?
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基準となる生物DNAデータベースには、現在、およそ31万種が登録されており、その中には植物11万3000種が含まれています。したがって、主要な植物であれば、登録されたDNAと比較することにより同定することが可能です。また、登録がない場合であっても、科・目レベルでの同定が可能です。
微生物DNA同定検査
- 同定した菌の毒性や安全性について評価することは可能ですか?
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同定された種についての毒性や安全性の詳細な説明は行っておりませんが、当社で情報を保有している微生物に該当した場合、その菌の特徴についての所見をご報告いたします。該当しない場合は、微生物名のみの報告となります。
- 試料はどのようにお送りすればよいですか?
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基本的には冷蔵便にてお送りください。常温便で送られた単離培養試料が、輸送途中に繁殖し、隣接する単離コロニー同士が結合してしまった事例が見受けられます。複数種の混在は検査不能のリスクになりますので、送付の際には細心の注意を払っていただきますようお願い申し上げます。
- 形態観察による微生物の同定は可能ですか?
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形態観察による微生物の同定は行っておりません。ダイレクトシーケンス法に基づく塩基配列解読を行い、データベースと比較して、微生物種を同定いたします。また、報告書には参考資料として微生物の顕微鏡写真を添付いたします。
- 食品の変色、異臭が微生物によるものか特定することは可能ですか?
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微生物DNA同定検査は、変色、異臭の原因菌の種類を特定することが可能であり、安全性評価・原因究明に有効です。
- 食品に繁殖したカビや細菌の同定は可能ですか?
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培地以外でも目視可能なものであれば、検査可能な場合がございます。まずはお問い合わせください。
遺伝子組換え検査(公定法対応)
- この検査で不検出であれば、「遺伝子組換えでない」「非遺伝子組換え」といった表示が可能なのでしょうか。
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任意表示を行う際は、いずれも「分別生産流通管理(IPハンドリング)を行っていること」が前提となります。検査結果が不検出であっても、それだけで遺伝子組換えでないことを表示することはできません。分別生産流通管理を行っていなければ、「遺伝子組換え不分別」の表示が義務付けられます。
なお、任意表示にあたっては、検査が義務付けられているわけではありませんが、行政が行うモニタリング等で遺伝子組換え農作物が含まれていることが確認された場合は分別生産流通管理を行っていたとしても、不適正表示となります。そのため、検査を組み合わせることにより、適切な管理体制が維持されているかを確認することが望ましいと思われます。
- 遺伝子組換え試験(ISO対応)との違いは何ですか? どのように選べばよいでしょうか。
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いずれも遺伝子組換え大豆に対する定性検査ですが、下記のような点に違いがあります。
公定法対応 ISO対応 検査方法 安全性審査済みの遺伝子組換え食品の検査方法 JAS分析試験ハンドブック 遺伝子組換え食品検査・分析マニュアル(改定第3版) 検出対象 RRS、LLS、RRS2 RRS 対象市場 国内 国内/海外※ 表示制度への対応 〇 △ ※ISO/IEC17025の認定範囲であることにより、検査結果の国際的One Stop Testingの有効性が確保されます。つまり、検査結果が国や制度の違いを超えて、国際的に通用します。
公定法での検査を行いたい場合や、遺伝子組換えでない旨の任意表示を行う場合は、「公定法対応」をお選びください。
遺伝子組換え試験(ISO対応)
- 一般の遺伝子組換え検査と何が違うのですか?
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ISO/IEC 17025は、試験又は校正を行う能力に関する国際規格です。遺伝子組換え試験(ISO対応)は、このISO/IEC 17025に対応したものであり、検査結果ご報告の際には、結果の信頼性を証明する認定シンボル付きの証明書を発行いたします。この証明書は、国や制度の違いを超えて、国際的に通用するものとなります。
食物アレルギー(アレルゲン)検査
- どの検査方法を選んだらよいですか?
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消費者庁次長通知「食品表示基準について」平成27年03月30日 消食表第139号 別添「アレルゲンを含む食品の検査方法」では、表示義務品目において、まずはスクリーニング検査(定量検査)としてELISA法を用いた検査を実施します。もし陽性反応が出た場合は、ウエスタンブロット法やPCR法を用いた確認検査(定性検査)を追加で実施する流れとなっています。
一般的には上記に準じて、ELISAキットがある場合はELISA法で、ない場合はPCR法(あるいはウエスタンブロット法)で、という判断をされるお客様が多いようです。 また、表示推奨品目については、決まった検査方法はありませんが、基本的には上記の考え方に準じます。ただし、ELISA法の対応がない品目は、PCR法でのご案内となります。 なお、検査の目的やELISA法にて偽陽性となることがあらかじめ想定される場合などは、確認検査から実施していただくことも可能です。
- 下限値はどのくらいですか?
-
それぞれの検査における定量下限、検出下限は下記のとおりとなっております。
※ここに記載のない品目については、お問い合わせください。
- ELISA法(定量下限)
・卵、乳、小麦、そば、落花生(ピーナッツ)、甲殻類(えび、かに)、くるみ、ごま、大豆…総タンパク質濃度として1 μg/g
・アーモンド…総重量濃度として2.5μg/g
・カシューナッツ…総重量濃度として1μg/g
・マカダミアナッツ…総重量濃度として2μg/g - ウエスタンブロット法(検出下限)
・卵、乳…およそ10 μg/g
・ゼラチン(豚)…製品等 およそ50μg/g、水(洗浄水、ふき取り検体等)およそ10μg/g - PCR法(検出下限)
・えび、かに、小麦、そば、落花生(ピーナッツ)…およそ10 μg/g
・アーモンド、あわび、いか、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マカダミアナッツ、まつたけ、もも、やまいも、りんご…およそ数 μg/g〜数十 μg/g程度※1
※1試料の加工度によって大きく変動します。
- ELISA法(定量下限)
- SコースとCコースでは何が違うのですか?
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検査日数が異なります。
Sコースはスピードを重視した短納期コース、Cコースは検査日数を長めにいただき、多検体処理することで価格を抑えたコースとなっております。なお、検査の内容に違いはありません。
- 前処理料が発生するのはどのようなケースですか?
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下記のような試料をご依頼の場合は、前処理料金3,000円(税別)が必要となります。
- 性質の異なる複数の具材で構成されているもの(例:幕の内弁当など)
- 別添のたれやドレッシング等を混ぜて検査を行う場合。
- 麺、かやく、スープが分かれているインスタントラーメンを全体で(混ぜて)検査する場合。
- 検査が難しい試料はありますか?
-
検査方法によって異なりますが、下記のような試料が挙げられます。
ELISA法、ウエスタンブロット法
- 検査の実施自体が困難な可能性がある試料
・増粘多糖類
・その他ゲル状に固まる性質のもの など - 再現性の良い結果が得られない場合がある試料
・脱脂大豆
・シリアルミックス など
PCR法
- 検査の実施自体が困難な可能性がある試料
・増粘多糖類
・その他ゲル状に固まる性質のもの など - 「検知不能」となる可能性が高い試料
・高度に加工されたもの
・加熱・加圧・発酵などを経たもの
・濃縮還元ジュース
・ハチミツ
・油分を多く含むもの
・糖分を多く含むもの
・DNAをほとんど含まないもの
・その他DNA解析を妨害する物質を含むもの(ポリフェノールを多量にふくむ試料等) など
- 検査の実施自体が困難な可能性がある試料
グルテンフリー確認検査
- 各キットの違いは何ですか? どのキットを選べばよいですか?
-
使用するキット数や方法等については、現在のところ、規定はありません。
ただ、ELISAキットは、それぞれ対象となる検体の種類や偽陽性・定量可能な濃度などの特性が異なるため、全く同じ試料を測定しても異なる数値を示すことがあります。そのため、グルテンフリー表示の証明にあたっては、検体の種類や参考にする基準などをもとに適切なキットを用いて確認を行うことが必要です。
参考として以下の表を挙げますが、キットの種類や数はお取引先様や認証団体などのご要望を確認されたうえで選択されることをお勧めいたします。たとえば、一般的な食料品であればWheat/Gluten ELISA KitとRIDA SCREEN Gliadinいずれかまたは両方、ビールやワインであればRIDA SCREEN Gliadin competitiveを選択するのが良いと考えられます。また、どの表示規格や認証を想定されるかによっても最適と思われるキットは異なります。
なお、検体がオーツ麦を含む場合は、RIDA SCREEN Gliadinを選択ください。検査キット 対応基準・認証 対象となる検体 検出対象 CODEX
規格※1FDA
規格※2GFCO
認証※3AOECS
認証※4Wheat/Gluten ELISA Kit ― 〇 〇 ― 一般的な食料品
例:そば、米、トウモロコシ、スパイス等の粉末、麺類、冷凍食品、ベーカリー製品、ソーセージ、飲料、アイスクリームなど食品中のグリアジン、セカリン、ホルデイン RIDA SCREEN Gliadin 〇 〇 〇 〇 RIDA SCREEN Gliadin competitive △ ― 〇 〇 グルテンフリーであることが前提の発酵食品、加水分解食品
例:ビール、ワイン、でんぷん、麦芽エキス、醤油、ベビーフードグリアジン、セカリン、ホルデインの加水分解後のペプチド断片 - ※1CODEX規格について
食品規格委員会(CAC)の定めた世界的に通用する食品規格です。CXS 118-1979ではグルテンフリー製品におけるグルテンの含有量を20ppm(μg/g)以下という基準を設けております。なお、RIDA SCREEN Gliadin competitiveは、キットの発表が基準の制定よりも後のため指定キットとして明記されていませんが、CODEX基準を満たした測定原理を用いています。 - ※2FDA(アメリカ食品医薬品局Food and Drug Administration)について
アメリカでは食品医薬品局(FDA)によりグルテンフリー表示基準としてグルテン含有量20ppm(μg/g)未満という数値が定められています。 - ※3グルテンフリー認証機構GFCOについて
米国で設立された非営利団体のグルテンフリー認証機構GFCO(Gluten-Free Certification Organization)では、グルテンフリー商品の製造業者に対して製造過程全体を通じた品質評価と管理対策を用いて認証サービスを提供しており、製品におけるグルテンの含有量を10ppm(μg/g)以下という基準を設けています。 - ※4AOECS(ヨーロッパセリアック協会)について
EUではヨーロッパセリアック協会(AOECS)が中心となり、グルテンフリー食品の生産における生産者および食品安全監査会社のガイドラインとなるAOECSグルテンフリー規格を公開しています。食品中のグルテン含有量が20ppm(μg/g)未満のものを「グルテンフリー(gluten free)」と表示できるとしています。
- ※1CODEX規格について
- SコースとCコースでは何が違うのですか?
-
検査日数が異なります。
Sコースはスピードを重視した短納期コース、Cコースは検査日数を長めにいただき、多検体処理することで価格を抑えたコースとなっております。なお、検査の内容に違いはありません。
- グルテンフリー確認検査の検出下限はどのくらいですか?
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森永生科学研究所社製のWheat/Gluten ELISA Kitでは1ppm(μg/g)、R-Biopharm社製のRIDA SCREEN Gliadinでは5ppm(μg/g)、RIDA SCREEN Gliadin Competitiveでは10ppm(μg/g)を検出限界として検査を行います。
- 検査が難しい試料はありますか?
-
下記のような試料が挙げられます。
≪ELISA法≫
※検査の実施自体が困難な可能性がある試料
・増粘多糖類
・その他ゲル状に固まる性質のもの
※再現性の良い結果が得られない場合がある試料
・脱脂大豆、シリアルミックスなど
- 小麦の食物アレルギー(アレルゲン)検査とグルテンフリー確認検査の違いはなんですか?
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食物アレルギー(アレルゲン)検査は測定値を「小麦総タンパク」に、グルテンフリー確認検査では「グルテン」に換算してご報告します。
欧米では、グルテンフリーの表示基準をグルテン含有量20ppm未満としています。また、アメリカ食品医薬品局(以下、FDA)では、製品の最終確認に適したキットとして、R-Biopharm社製のRIDA SCREEN Gliadinなどを挙げています。グルテンフリー確認検査は、これらに対応した検査となっています。
なお、国内向け米粉・米粉製品のノングルテン表示に対応した検査は、食物アレルギー(アレルゲン)検査となりますので、ご注意ください。
ヴィーガン・ハラール確認検査
- ELISA法検査の1キット使用と2キット使用では何が違うのですか?
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1種類のキットで検査をするか、2種類のキットで検査をするかの違いになります。
ELISAキットはメーカーによって検出対象のタンパク質の種類が異なっているために、キット間で結果に差が出ることがしばしば起こります。
初めてのご依頼など偽陽性等に関する情報が不明の場合は2キットでの検査もご提案しておりますが、検査目的やキットの特性(偽陽性・偽陰性など)を踏まえて、1キット使用で検査されているお客様もいらっしゃいます。
キットの選択に不明点があれば、お問い合わせください。
- 検出下限はどのくらいですか?
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各検査サービスの検出下限値は、下記の通りです。
- プラントベース食品検査
PCR法…およそ数μg/g〜数10μg/g
ELISA法…1μg/g - 豚由来原材料検査
PCR法…およそ0.1%
ウエスタンブロット法…50μg/g
- プラントベース食品検査
- 偽陽性や偽陰性に関する情報はありますか?
-
ELISA法キットについては、キットメーカーのHPに情報が掲載されております。
また、ウエスタンブロット法(豚由来ゼラチン検査)については、下記の通りです。
- 偽陽性の可能性
・高濃度の牛、魚ゼラチン(5~10%以上)を含むもの
・豚肉を含むもの
・畜肉、家禽肉、魚肉そのもの(カマボコなど加工品も含む) - 偽陰性の可能性
・加水分解コラーゲン
- 偽陽性の可能性
- PCR検査で陽性が出た場合、何が検出されたのかを特定することはできますか?
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本検査では「動物性原材料が含まれている」かどうかの判定までとなります。
万が一、動物性原材料に由来するDNAが検出された場合は、以下の検査により混入した原材料の特定が可能な場合がございます。ただし、検体の特徴や混入が予想される動物性原材料の種類によっては、追加検査のご提案ができない場合もありますので、あらかじめご了承ください。- 肉種DNA判別検査:畜肉の混入が疑われる場合
- 魚介類DNA判別検査:魚介類由来の原材料の混入が疑われる場合
- 動物DNA同定検査:昆虫由来原料など、混入している動物性原料の予測が難しい場合
- 検査が難しい試料はありますか?
-
検査方法によって異なりますが、下記のような試料が挙げられます。
≪PCR法≫
※検査の実施自体が困難な可能性がある試料
- 増粘多糖類
- その他ゲル状に固まる性質のもの
※「検知不能」となる可能性が高い試料
- 高度に加工されたもの
- 加熱・加圧・発酵などを経たもの
- 濃縮還元ジュース
- ハチミツ
- 油分を多く含むもの
- 糖分を多く含むもの
- DNAをほとんど含まないもの
- その他DNA解析を妨害する物質を含むもの(ポリフェノールを多量にふくむ試料等) など
≪ウエスタンブロット法、ELISA法≫
※検査の実施自体が困難な可能性がある試料
- 増粘多糖類
- その他ゲル状に固まる性質のもの
※再現性の良い結果が得られない場合がある試料
- 脱脂大豆、シリアルミックスなど
残留農薬検査
- 試料の必要量はどのくらいですか?
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残留農薬検査の場合、基本的には500gとなっていますが、検体によって異なりますので、電話でお問い合わせください。
- 残留農薬のポジティブリストですが、法律で定められているのですか?
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平成18年5月29日から「残留農薬等に関するポジティブリスト制度」(平成15年法律第55号)が施行されました。平成15年に厚生労働省で食品衛生法改正によって導入が決まったもので、今後は農薬の残留が法律で厳しく規制されます。
- 残留農薬検査を行いたいが、どの検査が最適か分からない…
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試料の種類とそれに対応したおすすめ検査パッケージは、下記のとおりとなります。
試料の種類 項目 外国産の原材料(穀物、野菜、果実など) 検疫所モニタリング対応パッケージ 日本産の原材料(生鮮食品ごと) 生鮮食品安心パッケージ 日本産の原材料(汎用)および加工食品全般 VB厳選スタンダードパッケージ 上記以外の検体についてのご要望や、分析項目に関するご質問ございましたら、お気軽に弊社営業部までお問い合わせください。
動物医薬品検査
- 試料の必要量はどのくらいですか?
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動物医薬品検査の場合、基本的には500gとなっておりますが、検体によって異なりますので、お問い合わせください。
- 動物医薬品検査を行いたいのだが、どの検査項目が必要かわからない…。
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お客様のご要望に応じまして、当社より最適なプランを提案させていただきます。
放射能検査
- 検査会社ごとで検出下限値がばらばらですが、どのように考えればいいですか?
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各社が設定している検出下限値は、使用機器の違い、測定時間の違いで主に変わります。ただし、測定時間を延ばす等、測定条件を変えることにより検出下限値の調整が可能です。尚、検出下限値は検体毎、検査毎に変動する点には注意が必要です。(例:機械の検出下限値が10Bq/kgと記載されていても、検体によっては実際に測定した場合、10Bq/kgの下限値とならない場合がある。)
例えば検体の密度、検体の種類、測定に用いる検体量により検出下限値が変動いたします。官公庁の公定法等では核種の定量を行う場合、正確な結果を得るためには測定ごとに検出下限値を求めることが重要とされております。つまり、機器の性能だけでなく、検体ごと、測定ごとに検出下限値を評価することが重要です。核種の定量が可能な当社の「精密核種検査」、「核種スクリーニング検査」では、公定法や通知法に基づき測定毎に検出下限値を求め、より正確な測定を実施しております。検査についてのご不明な点にもお答えしておりますので、お気軽にご相談ください。
- 核種スクリーニング検査と精密核種検査の違いはなんですか?
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放射能の検出に用いる「検出器」と「検査精度」が異なります。それ以外につきましては同様となります。両方ともにヨウ素131、セシウム134、セシウム137の定量が可能ですが、「ゲルマニウム半導体検出器」を用いた公定法による測定が必要な場合は「精密核種検査」をご選択ください。
尚、核種スクリーニング検査で使用する「NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータ」につきましては、20g程度の検体で測定する機器が用いられる場合がありますが、サンプリング量が少ないためBq/kgに換算した場合誤差が大きくなります。そのため当社では誤差の少ない「1kg」程度で測定を行う機器を用いており、より「ゲルマニウム半導体検出器」による公定法に近いサービス内容としております。食品中の放射性セシウムの測定が可能な機器として公認された手法ですので、食品等の安心・安全の確認にご活用ください。
- 検体必要量以下での検査は可能ですか?
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精密核種検査で対応可能です。ただし、必要量以下ですと容器に詰めた際、空間ができてしまうため、検出下限値に若干の影響が生じます。検出下限値が大幅に高くなることはございませんが、この点をご了承いただければお受付可能です。
※核種スクリーニング検査でも対応可能ですが、ご了承いただきたい点がございますので、まずはご相談ください。
- スクリーニング検査で暫定規制値以上の値となった場合、どうすればいいですか?
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核種スクリーニング検査で基準値以上、特に、一般食品で100Bq/kg、水で10Bq/kg以上となった場合、精密核種検査を推奨いたします。
- 報告書の内容はどのようになりますか?
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核種スクリーニング検査、精密核種検査の場合、放射性ヨウ素としてヨウ素131、放射性セシウムとしてセシウム134とセシウム137の測定値、及び、セシウム134とセシウム137の合計値をご報告いたします。
カビ毒検査
- 総アフラトキシンとはなんですか。
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「アフラトキシンB1、B2、G1及びG2の総和」のことです。
食品衛生法では、総アフラトキシン(アフラトキシンB1、B2、G1及びG2の総和)を10μg/kgを超えて含有する食品は、第6条第2号に違反するものとして取り扱うとしています。
そのため、弊社でも、アフラトキシンB1、B2、G1及びG2の総和を総アフラトキシンとしてご報告しております。
- 試料の必要量はどのくらいですか?
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カビ毒検査の場合、約300g必要です。必要量に満たない場合でも対応可能な場合がございますので、その際はご相談ください。
米カドミウム検査
- 試料の必要量はどのくらいですか?
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米カドミウム検査の場合、約100g必要です。必要量に満たない場合でも対応可能な場合がございますので、その際はご相談ください。
- 食品以外の検体(化粧品など)での検査は可能ですか?
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米カドミウム検査は、食品衛生検査指針の公定法に基づいたものになります。検査可能な形態は食品のみとなりますのでご了承ください。
食品ヒスタミン検査
- ヒスタミンと魚類アレルゲンを同時に検査できますか?
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海外ではアレルゲンとして規制されている魚類について、ヒスタミンとあわせて検査することも可能です。詳細はお問い合わせください。
- 国外での規制は何がありますか?
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アメリカ 腐敗基準:
・マグロ、シイラ類で24検体あたり少なくとも2検体でヒスタミン濃度が50mg/kg以上
・それ以外の種では24検体あたり少なくとも2検体でヒスタミン濃度が50〜500mg/kg
健康への有害影響:
・1検体で500mg/kg以上CODEX委員会
腐敗基準:検体のヒスタミン濃度の平均値が100mg/kg以下
衛生及び取扱基準:検体のヒスタミン濃度がいずれも200mg/kg以下
となっております。
ヒスタミンの蓄積量は魚の個体ごとに異なるため、ロット中の数検体をピックアップするか、全体の平均量で規制を運用することが多くなります。依頼の際はご参考にされてください。EU、中国、豪州などその他の地域についてはお問い合わせください。
- 検査にかかる日数はどのくらいですか?
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検体の届いた翌日を受付日とし、5営業日いただきます。お急ぎの場合は、1営業日短縮から当日報告までご対応可能です。その際の価格はお問い合わせください。キットの在庫状況によってはご対応できない場合もございます。
- 検査可能な検体を教えてください。
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生の魚肉や魚肉加工品、魚醤、ナンプラーなどを対象としたサービスとなります。
ワイン、チーズ等の検査についてはお問い合わせください。
異物検査
- 異物と対照品との比較検査は可能ですか?
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検査対象が樹脂及び金属の場合に可能です。
比較をご希望の際は、検査依頼書にチェック欄がございますのでご確認ください。
- 異物の性状確認や原因究明の為に、虐待試験や加速試験を行ってもらえますか?
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当社では行っておりません。
- 異物に関する安全性の評価を行ってもらえますか?
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当社では、異物の安全性評価及び、安全性に関する記載を行っておりません。
- 試料を保管してもらうことは可能ですか?
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当社での試料保管は行っておりません。
返却のご指定が無い検体に関しましては、検査終了後すみやかに破棄いたします。
- 試料の返却は可能ですか?
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検査の内容やご要望に応じて、着払いにて対応いたしております。ただし、検体が微小な場合には、ご返却を優先することにより、十分な量を確保できず検査に影響をきたす恐れがございますので、あらかじめご了承ください。
なお、DNA検査は破壊検査となりますので、原則としてご返却ができかねます。
虫類DNA同定検査
- 試料はどのようにお送りすればよいですか?
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輸送途中に試料が腐敗、発酵しないよう、基本的には冷凍便でお送りください。
腐敗、発酵が進んだ試料はDNAが劣化している可能性があり、検査不能となるリスクがございます。
- 安全性について知りたい
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種の同定結果によっては、安全性が明らかな種と同定される場合などがございます。当社では、安全性の評価についてはおこなっておらず、検査結果としては種名の報告のみとなりますので、あらかじめご了承ください。
- 国内由来か外国由来か知りたいのですが…
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種の同定結果によっては、外国でしか生息しない種と同定される場合などがございます。検査結果としては種名の報告のみとなりますので、あらかじめご了承ください。
- 加工品でも検査可能ですか?
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複数の生物種が混合しているものは検査不可となりますのでご注意ください。単一種であれば検査可能となる場合がございます。
- どんな種類の昆虫が検査可能ですか?
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基準となる生物DNAデータベースには、現在、およそ31万種が登録されており、その中には昆虫6万7000種が含まれています。したがって主要な生物であれば、登録されたDNAと比較することにより同定することが可能です。また、登録がない場合であっても、科・目レベルの同定が可能です。
血痕(付着血液)検査
- 古い試料からでも検査可能ですか?
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試料の保存状態等にもよりますので、まずはご相談ください。
- 血清による血液型判定と何が違うのですか?
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採取した赤血球と試薬とを反応させて凝集の有無によって判定を行う血清による血液型検査は、凝集がおきにくかったり、赤ちゃんの誕生時においては血液型決定因子が不足している等の理由で誤った判定をしてしまったりする可能性があります。そのため当社では、より精度の高いDNA解析による遺伝子型による判定を採用しております。
- 動物血かどうか、どんな動物由来かが知りたいのですが。
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本検査は「ヒトの血痕か否か」の検査です。したがいまして、動物血の場合は「ヒト血痕と認められなかった」との結果となります。動物種の特定をご要望の場合は、別途ご相談ください。