微生物叢検査

試料中に存在している全微生物をご報告いたします。
【重要】受付一時休止のご案内(2023年04月07日より)
ラインメンテナンスを含めたサービス体系の見直しに伴い、2023年04月07日より、一時的に微生物叢検査のお受付を休止いたします。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、謹んでお願い申し上げます。なお、再開時期や今後の方針につきましては、決まり次第、改めてご案内いたします。
DNA網羅解析により、試料中に存在する全微生物及びそのDNA存在比をご報告
- 検査可能形態:食品、培養物(液体培地)、その他(要相談)
検査の特徴
point1
次世代シーケンサーによるDNA網羅解析で、製品中に存在する全微生物を確認することができます。
point2
個々の微生物に由来するDNAを定量し、各微生物の存在比を推察する手掛かりとすることができます。
point3
長年蓄積した検査ノウハウにより、解析された膨大なDNAデータを集約、国際機関のDNAデータベースと参照し、信頼性の高い検査データをご提供いたします。
事例紹介
case1 製品開発や商品開発への応用
- 例1:有用微生物の存在比に着目し、新製品に付加価値を持たせたい。
- 例2:発酵条件を変えることによって、微生物叢がどのように変化するか調べたい。
- 例3:微生物叢のデータを製品規格のデータとして持っておきたい。
case2 品質管理
- 例1:醸造中の製品に品質異常が生じた。正常品と異常品の微生物叢を比較したい。
- 例2:エキスに菌が増殖したが、ほとんどが死菌で培養できないため、次世代シーケンサーを用いた菌種の特定をお願いしたい。
- 例3:製品に生えたカビが、原料由来の微生物なのかどうか調べたい。
- 例4:原材料の加工前後における微生物叢を明らかにし、増殖しやすい微生物や製造工程中の汚染状況を把握したい。
検査方法/報告内容
- 検査方法:次世代シーケンサーを用いた塩基配列決定法
- 使用機器:Illumina社製 Mi-seq
- 使用データベース:国際的にDNA配列データを収集・提供するデータバンクであるNCBI/GenBankに登録されているデータ
- 報告内容:検出された微生物およびそのDNA存在比