異物DNA同定検査

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異物DNA同定検査

異物として混入した生物(動物・植物)由来物をDNA分析し、「種」を明らかにします。

遺伝子検査により、生物由来の異物の種を同定

  • 検査可能形態:生物由来物(動物・植物)

検査の特徴

検査point1

基準となるDNAデータベースには、現在、動物4万6000種と昆虫6万7000種、植物11万3000種を含む31万種以上が登録されています。登録されたDNAと比較することにより異物の種を同定することが可能です。また、登録がない場合であっても、目・科レベルの同定が可能です。検体のDNAとデータベースに登録されている種の比較を行い、一致率が高い上位5種をご報告致します。

point2

長年蓄積した検査ノウハウにより、骨、木片、鳥の羽、毛のような、もともと含まれているDNA量が微量あるいは断片化している難試料からも結果が得られた実績があります。

point3

同定結果のほかに、参考文献などの情報をもとにした所見についても記載するため、場合によっては混入経路の推測にも繋がります。

point4

弊社では、異物の形態や予測される種類に応じて、複数のDNA配列領域で確認を行います。これにより、あるDNA配列領域ではデータベースに登録がない場合でも、別のDNA配列領域で照合することが出来る可能性があるため、より精度の高い検査を実施することが出来ます。

例:バレリアナ・ディオイカ(Valeriana dioica)の同定結果
ある特定のDNA配列では、データベースに登録がなかったため、同定結果がカノコソウ属の一種(Valeriana sp.)に留まることが推測された。そこで、別のDNA配列も調べたところ、バレリアナ・ディオイカ(Valeriana dioica)と100%一致したため、種レベルでの報告が可能となった。

【A領域】 【B領域】
1. Valeriana・・・(99%) Valeriana dioica(100%)  ←他の領域では登録なし
2. Valeriana・・・(99%) Valeriana sitchensis(99%)
3. Valeriana・・・(99%) Valeriana capensis(99%)
4. Valeriana・・・(99%) Valeriana supine(99%)
5. Valeriana・・・(99%) Valeriana jatamansi(99%)

同定可能な確率

過去の実績を基に、どの程度の確率で同定が可能であったかを示します。

生物の分類別に見た同定の確率/検体の形態別に見た同定の確率

:90%〜の確率で同定可能
:70%〜80%の確率で同定可能
:〜60%の確率で同定可能

当社では独自の技術開発により、これまでDNAの抽出が困難とされてきた木片、鳥の羽、骨につきましても、同定の可能性が高くなりました。検体の状態がより新鮮であるほど、同定に至る可能性があります。

塩基配列決定法(DNA同定)とPCR法の違い

塩基配列決定法は、想定される生物種かどうかのみを確認するPCR法とは違い、何の生物種かまったく想定できない、あるいは想定されている生物種でない場合でも、どういった種と合致したのかご報告することが可能です。

塩基配列決定法(DNA同定)とPCR法の違い

塩基配列決定(異物DNA同定検査)

  • 例1:製品に骨が混入していた。何の動物かを調べたい。
  • 例2:植物片ということまでは分かっている。どういった種類なのか知りたい。

PCR法(肉種DNA判別検査、魚介類DNA判別検査:表示確認)

  • 例1:混入した骨が、鶏と豚のどちらに該当するか確認したい。
  • 例2:自社ではクロマグロしか扱っていないため、クロマグロかどうか調べたい。

事例紹介

例1:異物が原材料由来かどうかや混入経路などについて調べたい

異物片

例2:異物として混入した骨が、何の動物かを明らかにしたい

骨

上記以外の事例は、異物検査センターで紹介しております。

検査方法/報告内容

  • 検査方法:塩基配列決定法
  • 使用データベース:国際的にDNA配列データを収集・提供するデータバンクである、DDBJ(日本)、NCBI(アメリカ)、ENA / EBI(欧州)に登録されているデータおよび自社で収集したデータを元に解析を行っています。
  • 報告内容:試料写真、同定結果、所見(弊社に情報がある場合のみ)、近縁上位5種との同一性(%)

報告書見本を掲載

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異物として混入した生物(動物・植物)由来物をDNA分析し、「種」を明らかにします。