しじみ産地判別検査

ご依頼書ダウンロード

しじみ産地判別検査

しじみの産地について、DNA解析によりどの産地グループにあてはまるのかを判別します。

原材料および製品の産地の推定、確認

  • 検査可能形態:殻付きしじみ、剥きしじみ 等

検査の特徴

みそ汁point1 DNA解析で産地判別が可能な理由

日本国内で主に漁獲、食用されるしじみはヤマトシジミ(Corbicula japonica)という種です。このしじみは日本をはじめ、韓国、ロシアなどに分布しており、産地ごとに特徴的なDNA配列パターンがあるため、これをもとに複数のグループに分けることができます(表A)。なお、中国から輸入されるシジミ類にヤマトシジミはほとんど含まれません。

表A.各産地のしじみの遺伝子パターンによるグループ分け

グループ 該当産地個体群 備考
国内(代表的な産地) 国外
北海道(網走湖)、青森(十三湖、小川原湖) ロシア ヤマトシジミ(Corbicula japonica)グループ
北海道、青森を除く日本産しじみ
例:茨城(涸沼湖)、愛知(木曽三川)、島根(宍道湖) など
(該当なし)
(該当なし) 韓国、北朝鮮※1
(該当なし) 韓国、中国 非ヤマトシジミグループ

※1北朝鮮産しじみについては、法律により輸入が禁止されています。(2013年現在)

point2 試料の状態に左右されないDNA解析

本検査はDNA鑑定であるため、他手法(無機元素分析や安定同位体比分析)では適用が困難な調理済、加工済検体であっても検査を実施することが可能です。また、判別精度※2も90%以上(理論値)と高精度な判別を実現しました。

※2あらかじめ産地が分かっている試料を検査したとき、正しい産地グループ(表A参照)に判別できる割合。

point3 国内地域判別の可能性

日本産シジミの内、表AにおいてグループⅡに分類される産地については、より詳細な解析を行うことで国内地域判別を行える可能性があります(検査の可能性や料金、納期等に関しては別途ご相談させていただきます)。

事例紹介

  • 例1:原材料の産地表示について確認したい。
  • 例2:定期的に抜き打ち検査を行うことで、自社の品質管理体制のチェックを行いたい。

ご留意点

  • 本検査は産地を「特定」または「断定」するのではなく、「判別」もしくは「推定」する検査になります。従いまして、検査結果の解釈については、生産体制や流通経路などの情報を踏まえて、総合的にご判断いただくようお願いいたします。
  • 本検査はDNA解析による産地判別であるため、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)において日本産と表示できるしじみ(国内と国外の両方で飼養された経歴があり、国内飼養歴が最も長いもの)でも外国産と判別されることがあります。ただし、この条件に該当するしじみはほとんど存在しないとされています。
  • 報告書には、弊社の作成した遺伝子型による産地グループⅠ〜Ⅳのうち、試料の遺伝子型がどれに当てはまるかを記載いたします。複数産地が混合された検体の場合は判別不能となる可能性があります。また、グループⅠと判別された場合、検体がロシア産と北海道、青森産のどちらであるかを判別することは困難です。
  • 判別対象国は日本、中国、韓国、(北朝鮮)、ロシアとなります。これ以外の産地については判別対象外であることをご了承ください。
  • 本検査手法はDNA解析であり、DNAは高温、高圧下で分解されます。従いまして、レトルトなど一部の加工品では判別不能となる可能性があります。

このページは、ビジョンバイオのしじみ産地判別検査のページです。
しじみの産地について、DNA解析によりどの産地グループにあてはまるのかを判別します。